2012年1月31日 (火)

7月高値から6ヶ月を迎えた株式市場

明日からいよいよ有料データ閲覧サービスを開始いたします。
多数のご応募、ありがとうございます。

月の途中からも応募可能ですので、まだお申し込みでない皆様も、
是非、ご検討をよろしくお願いします。

ひたすらまじめに、
ひたすら面白く、
ひたすら有意義に、

を目指して、さらにパワーアップを図りたいと思います。

さて、昨年後半は、欧米(特に欧州)財政不安に揺れた半年間でした。
日経平均株価で見ると、昨年は、2月17日、5月2日、7月8日と、
2・5・7月に高値を付け、8月から本格下落がスタートしました。

そして現在は、「2・5・7」月の最後、「7月」から6ヶ月が経過したところです。

6ヶ月というのは、信用取引の決済期日でもあり、節目として相場が転機を迎える
可能性もあるため、本日は、この6ヶ月間の動きを振り返るとともに、今後の
見通しについて、考えてみたいと思います。

まずは、チャートで、最近6ヶ月間の動きを整理してみました。

「20120131_nikkei_after201107.xls」をダウンロード  ※

表を見ると分かるとおり、この間に、4つのポイントがあります。

ポイント①では、
1)高値をつけ、
2)いったん下落後、戻り高値、そして・・・
3)急落開始

という、典型的下落パターン、

そして、②へとつながっていきます。

移動平均線は、実際の株価より遅行するという性格があることは、これまでも何度か
書いていますが、②のトリプル・デッドクロスは8月16日と、8月始めの急落開始から
約2週間で実現しています。

こうなると本格下落局面は仕方のないところ、その後は③の展開、すなわち、
長期下落局面の到来で、幾度も平均線が上値抵抗線となって跳ね返され・・・
という、秋~冬にかけての展開となります。

そして、④。

このまま何事もなければ、あるいは、一挙に悪材料が出尽くせば、トリプル・ゴールデンクロス!
上記と反対の展開も想定されます。

果たして、今までの展開の裏返しは実現するのか?

②のときは、デッドクロスに近づくにつれ、相場はいったんの反発局面となりましたが、
今回は、「裏返し」が期待できそうな、トリプル・ゴールデンクロスに向かって下落の動き。

今後の展開、特に今週末以降、要注目ですね。

※ 挿入データですが、さらにパワーアップを図る為、2月から有料制(1ヶ月2,000円)とさせていただきたいと思います。
既にお申込をいただいた皆様、ありがとうございます。

未だの皆様、お申し込み・お問い合わせは、こちらまで、ご連絡下さい。
月途中からのお申し込みも受け付けております。
よろしくお願いします。
Mail: yfb33064@nifty.com

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2012年1月30日 (月)

気をつけたい、401kマッチング拠出

自分の年金を自分で掛金を拠出し、自分で運用する確定拠出年金(日本版401k)。

「401kプロジェクト」と銘打っている通り、この確定拠出年金を確実に資産成長することを
目的とするのが、当ブログの趣旨でもありますが、この年金制度、「企業型」と「個人型」があり、
そのうち企業型で、今月から「マッチング」、すなわち、従業員も掛金を拠出できる制度が導入されました。

加入者(従業員)と事業者(会社)の掛金合計額が上限に達していない場合、事業者の額を超えない
範囲内で、加入者も、掛金を出せるようになります。

確定拠出年金は年金ですから、税制面で、通常の投信で運用する場合に比べて優遇されており、
加入者が払い込んだ掛金は、所得控除の対象となります。

また、運用益は運用期間中非課税、受け取るときも年金所得控除の対象となるなど、さまざまな
メリットがあります。

手数料面でも優遇されている商品が多数あり、

「投信で、資産形成図るなら、確定拠出年金さ!」

なんてキャッチコピーでも創られそうです(笑)。

契約数も、うなぎのぼり。

2002年3月末は加入者9万人弱でしたが、
2011年10月末現在、

・加入者数    約418万人(平成23年10月末)(速報値)
・実施事業主数  約1万6,000社

となっています。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/kyoshutsu/sekou.html
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/kyoshutsu/kiyakusu.html

しかし、ちょっと注意したい、マッチング拠出。

<2011年9月末時点の確定拠出年金運用状況>
・ 加入以来の通算利回りがマイナスの人:約58%
・ 利回り1%未満の人:約41%
  (格付投資情報センター調査)

約6割(58%)の人が、元本割れ、
1%未満の人も含めると、何と99%。

要するに今、確定拠出年金をまともに運用できている人は、殆どいないという状況です。

このような環境下で、さらに自分の資金をマッチングさせて運用するとどうなるか・・・?
結果は、自明ですね。

で、何故、まともに運用できている人は、殆どいないのでしょうか?

【理由】
① そもそも日本の株式市場は、1989年12月以降、長期下落トレンドとなっている
② 海外投資の場合重要なポイントである為替も、円・ドルは長期円高トレンドとなっている
③ ①②のような状況下、毎月、定期・定額を買い付ける、継続投資を行っている

これら3要素が複合的に関連して、「約6割が含み損」
となっているのではないかと思われます。

一昔前であれば、相場が高くても、安くても、定期・定額で買い付ける継続投資は、
「継続は力なり」

として、資産形成の王道とされていました。

また、この手法は「ドルコスト平均法」とも言われ、平均買いコストを引き下げる
優れた手法とされていました。

しかしこれは、「長期上昇トレンド」を前提とした勝ちパターン。

長期下落トレンドの現在は、安くても高くても買う、と言う行為はいたずらに、
含み損を拡大させるだけ、となってしまいます。

今は、

「安く買って高く売る」
「高いところは買わない」

これを徹底すべき時代ではないかと思っています。

まだ、長期トレンドが転換したという兆候は見られません。

マッチング拠出に限らず、「継続投資」はくれぐれも、

高いところを買わないように、
急落が想定されたら、すぐ逃げるように(笑)、

従来の発想は捨てて、資産形成していきましょう。

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2012年1月29日 (日)

最近気になる、4つの「なぜ?」

毎日、ブログを書いたり、各種メディアに目を通したりして、ふと気になることが、
いくつかあります。

本日はそのうち、4つの「なぜ?」について、書いてみたいと思います。

ご意見ありましら、是非、お寄せください。

1.なぜ、QE3?
先週25日、米FOMCは、超低金利政策を2014年終盤まで延長継続することを決定しました。
また、長期的物価目標を「2%」に設定、現状の景気を、
「穏やかに拡大」
と判断しています。

なぜ、穏やかな景気拡大下、市場はQE3を期待しているのでしょうか?
金融緩和継続延長でも、充分すぎるほどです。

景気指標は、これまでこのブログでも何度も書いている通り、失業率やISM製造業景気指数など、
FOMCの判断通り改善しています。

そして先週末、2011年10から12月GDP速報値2.8%と、良い数字(市場予想は0.2%下回ったものの、
それは過剰反応する必要はありません)がさらに追加されました。

着実に自律回復する中、政府・中銀がさらに流れに棹差すことをすると、結局
「バブル発生と、その反動」

という歴史が繰り返されることになると思います。

心配ですね。

2.なぜ?金融政策変更なし?
米FOMCの金融緩和拡大スタンスと比較して、逆の「なぜ?」が、日銀の金融政策。
日銀も先週、金融政策決定会合を開催し、こちらは政策現状維持としました。

一方で、実質GDPの見通しを、
・2011年度は+0.3から-0.4%に、
・2012年度は2.2%から2.0%に、

それぞれ引き下げました。

また、消費者物価の水準も、0%前後を想定しています。

このように、日本経済がデフレから脱却できる見通しが立つどころか、
経済成長が下方修正される中、なぜ、金融政策変更なし、なのでしょうか?

市場は各国政策や金利水準の相対関係で動いていきますので、
対ドルなど、これから投機筋の格好のターゲットになるのでは?

心配ですね。

3.なぜ、現在の円高を、日本の政策当局は黙っている?
昨年秋まで、日本の政策当局は、円高が進行すると、
「断固たる行動を取る!」

と、為替介入辞さず、のスタンスを取り、実際、何度か円売り・ドル買い介入しました。

ところが、欧米から不快感を示されると、そのような言動がパタリと止まり、
音沙汰なしの状況、市場は(特にドル・円で)再度、円高方向に進んでいます。

競争とは、スタートラインが公平な状況で行われるもの。
それが、資本主義の原則です。

ドル安&ユーロ安進行は許容して、各国自由に競争しなさい、というのでは、
日本だけ、100m後ろからスタートするようなもの。

円高に泣き言を言っている経営者の株式を買おうとは思いませんが、
国際競争でのスタートラインは公平に。

そしてそれを主張するのが、政治家の役目だと思うのですが、
如何でしょうか?

4.なぜ、日経平均:NYダウ = 0.7:1?
チャートをご覧いただくと一目瞭然ですが、「なぜ?」の最後は、日経平均とNYダウ。

「20120129_nikkei_nydow.xls」をダウンロード   ※

・当時の日本が不動産バブルで明らかに異常過ぎた
・PERなど、現在は異常だった日経平均のバリュエーション調整であり、
おかしなことではない

など、大変ごもっともな意見が大勢ですが、それにしても、
安すぎやしませんでしょうか?

以上、最近気になる、4つの「なぜ?」でした。

※ 挿入データですが、さらにパワーアップを図る為、2月から有料制(1ヶ月2,000円)とさせていただきたいと思います。
既にお申込をいただいた皆様、ありがとうございます。

未だの皆様、お申し込み・お問い合わせは、こちらまで、ご連絡下さい。
よろしくお願い申し上げます。
Mail: yfb33064@nifty.com

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